部下教育はリーダーの悩みです。

どのようにしたら部下が育つのか?

再現性のある教え方はあるのか?

このテーマを自分の中に掲げ、

取組んでいたひとつの答えが

あります。

それは、「教えすぎない」こと。

こまかい作業手順などマニュアルは

きちんと教えることが必要です。

しかし、それ以上に成長してもらう

には、教えるだけでは、なかなか

伸びません。

教えすぎないというのは、下記

3原則を意識します。

1)指示しない

2)指摘しない

3)怒らない

この3原則により、自主的に成長

するエンジンを加速させるのが

意図です。

ただ、見ているだけでは、なにも

進展しません。

そこで、

A)自分の人生を考えてもらう。

一番大事なことだから。自分の

人生が大事なことをあらためて

認識してもらう。

B)どこまで行きたいのか?

仕事でどのレベルの人間になりたいのか?

そこを明確にします。

目指す地点が明確になれば人は

そこを意識し、到達するように

考えるようになります。

そもそも、仕事にレベルがある

ことを知らないことが多いです。

C)何が不足しているのかを考えてもらう。

能力が不足しているのか、量な

のか、時間が不足しているのか。

D)日々、具体的に何をするのか、決める。

ここは、寄り添って考えてあげる

部分です。答えを待っている人に

対してもこちらから、はっきり返

答しません。

答えがでない場合は、翌日にまわす

くらいで進めます。

習慣化するべきもの、反復するもの

を決めていきます。

E)進行をチェックする

進んでいるのか、止まっているのか。

止まっている場合は、どこが止まって

いるのか。

怒らず、見守りながら。

そして、自動的に進行できるようス

タートをさせてあげるのです。

以上が数ある中のひとつの方法です。