書籍「一攫千金新実業法」という本。

なんともストレートな響きです。

実は、この本が出版されたのは、

1911年、ちょうど100年前になります。

サブタイトルが

「求職者の福音」

「独立自尊の実現法」

とあります。

ちなみに表紙は、

です。

目次は、

です。

たとえば

実業案内

1:無資本の実業

2:10円内外にて出来る実業

3:50円乃至100円以内の実業方法

が事例別に説明されています。

1:無資本の実業では、

鼠狩、注文取、勧誘員、外交員、訪問記者、

特許品売子、広告募集人、人力車夫、内職の下受負等

と記述されています。

2:10円内外にて出来る実業では、

八百屋、鍋焼ウドン、炒豆屋、古下駄屋、

エハガキ屋、座布団の仕立売、・・・・

などのように具体的に説明されているのです。

こうして100年前の本の内容を振り返ると

人の興味関心は変化していない、変化しない、

と実感できます。

また、関心がある内容には、法則性があるのが

理解できます。