組織図を前にして思うことがあります。

そこには、過去から現在までの数年、数十年の

歴史が存在しています。

会社の歴史であり

人の歴史であり

刻み込まれた奥深い地点があるのです。

先日も数時間かけて組織図を解き明かす

機会がありました。

組織図に刻まれた

【各部署の機能】のバランス

を見ながら

【各担当の経歴】を知り

そして、

全体を再構築する作業です。

ポイントは、

【組織の規模】と【各職位の責任基準】

のバランスを明確にしていくこと。

そうすれば、再構築する部分が見えてきます。

明らかに、現在の組織規模では、責任を

果たせていない人が浮き彫りになって

きたりするのです。

組織の大きいにもかかわらず、時代の流れに

追いついていない場合、

重要な役職の方が【ストッパー】になっている

ことが多いのが現実。

これを、だれにでも理解できる基準をもとに

解き明かすことが求められているのです。

そうしなければ、長いスパンでの発展も

なければ、強い組織になることもありません。

組織図を前に、

過去を知り

現在を見つめ

将来を描くこと

が 経営者の大きな仕事です。