人は、自分の発した言葉にしばられやすいです。

仕事をしている時は、その傾向が強い。

プラスの言葉ならまだいいですが、

マイナスの言葉だとやっかいです。

たとえば、会議やミーティングなどで

「・・・・・それは、できません」

「・・・・・不可能だと思います」

と発言する人ほど、自分の発言が正しくなるように

行動してしまうのです。

新規のプロジェクト、新しい取り組みなどを

実施しようと思っても、

【できない発言をした人】

が結果を出すことがほとんどない、

ということです。

自分が言ったことが「まちがっていた」と

言われることを避けますから、当然の結果とも

言えます。

であるならば、

新しいプロジェクト、新しい取り組みの話しを

進めるときは、絶対に

「できません」、「無理だと思います」

「不可能です」

と言わせないことです。

 行動する前から【判断させない】こと。

行動する前の判断というのは、

【できる】

【できない】

【できるとも、できないとも言えない】

の3種類。

【できる】という判断に持っていければ理想ですが

現実はほとんどそうなりません。

 【できるとも、できないとも言えない】

という範囲に意識を持っていければ

スタート段階の壁は乗り越えたことになります。

このように、「どんな発言をするのか」という

想定のもと新しいことに取り組ませることを

考えることは重要です。