昇進基準と昇給基準についてです。

この2つには、「卵が先か、鶏が先か」と

同じ問題が発生します。

どういうことか?

それは、

「役職を与えると人は育つ」

「給与を増やすと人はよく働く」

という説と

「上の役職に見合った仕事ができる人が昇進する」

「給与以上の結果を出し続けているから昇給する」

という説の対立です。

これは、議論が分かれるところ。

会社に余裕があるときは、どちらの説でも 問題は

出ないでしょう。

しかし、そうでない場合は、後者の

「上の役職に見合った仕事ができる人が昇進する」

「給与以上の結果を出し続けているから昇給する」

を選択しなければ、役職、給与に合わない人が

発生してしまいます。

これは、本人とって不幸なこと。

実績と実力をつけてから昇給、昇進することを

基本としたいところです。