遺伝子研究の世界では、遺伝子というのは

「利己的」

と多くは考えられているそうです。

たとえば、

「自分の延命のためならなんでもやってのける」

ということ。

それが、少しずつですが、遺伝子にも

「利他的」

な遺伝子の存在が確認されはじめたようです。

遺伝子レベルでも

「協力し合う」

ということです。

興味深い話しです。 

何かを進化させる時には、【利他的】な要素が

なければ進みません。

協力する、フォローする、時には引っ張る。

これが、人の遺伝子には元々備わっている、

ということが証明されつつあるのです。

 ということは、誰でも利他的な行動を選択する

ことが可能だ、と言い換えられるかもしれません。

またひとつ、常識とされていたものが覆る時ですね。

【出典】

今こそ日本人の出番だ」村上和雄著