競争は、勝ち負けを決める場ではない。

「他者(他社)との、差を理解する場所」

なのです。

ホンダをつくった本田宗一郎氏の言葉に

「レースはやはりやらなきゃならない。

レースによって、自分の力量や技術水準が

世界のどのくらいにあるかを知ることが

できるし、それによって経営の基盤を

どこに置いたらよいかを決めることができるんだから」

道楽だと批判する声に上記のように説明していたようです。

それは、言い訳でもなく、本当に実力が世界中で

何番目なのか知りたかったのではないでしょうか。

目標やライバルが明確になるほど、成長しますし

現在の実力を数値化して知っている人ほど必ず

成長していくものです。

ですから、競争の場は、あくまでも他社との

【差が明確になる場所】

ととらえるべきですね。