アフリカでは携帯電話のショートメッセージを

使った送金システムが広がっている。

エムペサ(M-PESA)と呼ばれている。

前から気になっていたので調べてみました。

実際の仕組みは上記動画を見てもらうと

わかりやすい。

送金する側が近くのエムペサ代理店に

お金をいったん預ける。

今度は、受取人に送金者がショートメッセージを

送付する。(パスワード付)

受取人は、エムペサ代理店にお金を受け取りに行く。

その時に、ショートメッセージを見せる、という

簡素な仕組み。

もともとアフリカは銀行業務が普及していなかった。

そのため、送金が銀行窓口で行われる前に

携帯送金へとジャンプアップしてしまったのだ。

遅れていることがかえってプラスに働いた事例といえる。

単に遅れている、という観点で考えていたら

乗り遅れるだろう。

遅れていることを武器にできるという視点は

忘れたくない。