年間計画の数値を決める時にあるリーダーが

「来期も同じような売上になるかと思います・・・」

と説明していました。

ここに大きな違和感を感じました。

違和感の根拠は

・今期と来期の計画内容に大きな差がない

・顧客構成もほぼ同じ

なのに、同じ売上になるであろうと楽観的に

予測をしていることです。

楽観的な予測で楽観的な行動を取れば

経営において、こんなリスクなことはありません。

悲観的な予測をベースに楽観的な行動をすることが

経営の原則です。

悲観的な予測ではなくても、予測する数が少なすぎる

ことは致命的。

経営計画は100通りつくれ、とも言われるのは

想定外のことをつくらないため。

もしこうならば・・・と何パターンも仮説を

立てて考えることがリーダーの仕事です。