【fjコンサルタンツ365日Blog:3321投稿目】

「自分で考えてやりなさい」

と解決策を自主的に考えさせることは

ひとつの方法ですが問題が出てくることも

あります。

その人が仕事に関してどこまで習熟している

かによって自主的に考えられる範囲が

違うのです。

考えてみればわかります。

スポーツの初心者に向かって

「工夫改善を自分の頭で考えなさい」

「練習内容を自主的に組みなさい」

と言ったところで具体的な正解は

出てこないものです。

これをムリに進めてしまうと今度は

「自分がダメな人間なんだ」

と悩む人が出てしまうだけなのです。

自主的、自発的な形は経営において

理想ですが、初期段階で自主的な面を

出し過ぎることは望ましくありません。

このポイントのずれを感じることが

あるのです。

優先させることは、自発的に考えることが

できるように仕事を会得させること。

しかも、この範囲まで覚える、身につける

ということを明確にしておくことです。

体系立てておくこととも言えます。

こうした段階をショートカットさせることは

できません。

慌てないようにしたい部分です。