1年後の結果

Posted by 藤原毅芳 fujiwara takeyoshi | 経営の優先順位 | 水曜日 31 1月 2018 8:23 AM

【fjコンサルタンツ365日Blog:3325投稿目】

タクシー初乗りが引き下がってから

1年が経過しました。

 

都内大手タクシー4社の結果は、

・2kmまでの短距離利用回数:2割増(1,424万回)

・短距離の収入:6.2%増

という結果になっています。

 

この数値を見ると、成功したように見えます。

さらに詳細を見てみると、利用回数は4社とも

増加していますが、収入は明暗を分けたようです。

 

短距離の収入は、1社のみ大幅増、2社が1%増、

1社が2.7%の減収となっているのです。

 

価格の引き下げは利用顧客数は増加しますが

収入まで増加させるには確実ではありません。

これがジレンマです。

 

また、一旦下げた価格を戻すことは容易では

ありません。

顧客の賛同を得られにくいからです。

 

価格変更の原則は

・下げるのは簡単

・上げるのは容易ではない

・下げても増収につながるとはいえない

となります。

 

宅配便のクロネコヤマトは値上げによって

大口顧客の4割を失いました。

値上げによる離脱率はこれぐらいを

想定しなければならないということです。

 

経営において価格設定、価格変更は

最優先事項だといえます。

 

 

【出典】

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26325890Q8A130C1TJ2000/