今回は製造業の話題です。

品質の課題について。

これは、どの会社も大きな課題です。

品質で競合と差をつけることができる

からです。

顧客も品質が高い部分を支持します。

では、どうすれば品質が高くなるのか?

ひとつの解決法として、

品質を管理や保証する部門を

社内につくったときの位置づけが

正否をわけます。

製造部長と品質部長を兼ねている

会社がありました。

製造部長の任務と品質部長の任務は

相反する内容です。

製造は期限内に決められた数量を

製造すること。

品質は、商品の検査をし基準以下

の商品の出荷を止めること。

同一人物だと、どちらかの立場を

場面ごとで選択しないといけません。

結果、これでは、品質は上がらない

のです。

また、

品質は社外視点、顧客視点を

社内に持ち込むことなのです。

独立した位置付け、独立した視点が

必要。

社内への教育も作業書やマニュアルを

教えても完璧にはなりません。

顧客視点とは、具体的に何なのか?

顧客の視点から見て、選ばれる基準を

理解しているのか?

顧客から選ばれない会社がどうなるのか?

社員1人1人が理解してもらうことが

ゴールに近づいていくのです。