事業を組み立てるときに、顧客が

どの階段を登ってもらうのか、

考える必要があります。

最初は

少量

小さいもの

少額のもの

から購入いただいて、その後

どのラインナップを購入していただく

ようになるのか、こちら側から考えて

提示するのです。

たとえば、商品製品の階段では

自動車を例にとると

トヨタは以前

カローラ→コロナ→マークⅡ→クラウン

という階段を提示していました。

「いつかは、クラウン」

というキャッチコピーでこの階段を

登るように顧客を教育していたのです。

今の60代は、この流れの通りに

購買を進めてきた人が多いはずです。

このように、顧客が自社にとどまってもらうには

どの階段を設定するのか

にかかっています。

しかも、その階段がゆるやかな方が登りやすい。

途中で急な階段があらわれると、顧客は

離脱してしまうのです。

美しい流れとなるには、階段ではなく

スロープのように、自然と、意識せず

顧客が上がってくるような仕組みが

理想なのです。

顧客が登るルート、という視点で自社の

事業を見直すのもひとつの方法です。