ソーシャルネットワークを解き明かす理論について

これを深堀りしたいと思います。

ソーシャルネットワークの

キーパーソンであるPaul Adams氏。

Googleからfacebookに移籍。

Googleでは、Google+の基礎をつくった

と言われています。

その元になっているネットワーク理論を

読み解いたプレゼン資料。224ページ。

簡略して説明すると、

友人というのは、通常

4〜6個のグループがあり

それぞれのグループは
2〜10人で構成されているそうです。

また、友人の関係性は3種類。

Strong ties :(強い関係)
Weak ties :(弱い関係)
Temporary ties :(一時的な関係)

という結び付きが存在していると
解説しています。

割合は

【強い関係】:【弱い関係】:【一時的な関係】

【3%】:【15%】:【85%】

になっているそうです。

これは、友人のネットワークだけでなく、

会社と顧客との関係性、

営業と顧客との関係性、

にも応用可能な理論です。

もともと

「顧客との距離」

「顧客との密着度」

とも表現されますね。

トップセールスの方は、この辺りの感覚が

鋭敏です。

非常に気にしながら仕事をしています。

顧客との関係が強い関係性になれば

「悩みを相談される」

関係になれます。

そうなれば、競争の原理は機能せず

指名の世界に到達しているのです。

トップセールスの方は、そこをわかって

顧客と接しているのです。

あと、人のネットワークのおもしろさは、

人口の多い少ない関わらず

150人から200人前後の友人知人家族に

囲まれている、ということ。

人口が多いからといって、知り合い友人が

増えるわけでもないです。

また、弱い関係、一時的な関係の人が増えても

【強い関係性の人はあまり増えない】

ということに気が付かなければなりません。

3%の割合ですから

50人の知人ができても1.5人。

100人に知人が増えても3人程度。

だからこそ、教訓として言えることは、

【隣の人と仲良くなる】

ことを目指すことです。

決して最初から区別しないこと。

人脈をねらわないことです。

1人でも強い関係性が築ければ、その先に

急激な広がりがあるものなのです。

経験しないとわからないことかもしれませんが、

原則を知識で知っておけば、自分のやっている

ことも理解でき、辛抱強く取り組むことが

できると思います。