価値観は変遷するものです。

ある年代を境に大きく変わることもあります。

その中で、

「ちょい」志向

を取り上げます。

40代以上の人で

「えっ、これ知らないんですか?」

という口グセの人は、まわりにいませんか。

深く知っていることが大事、

詳しく知っていることがステータス、

だと感じている世代です。

逆に、質問された時に

「知りません」

と言えない人たちでもあります。

なんとか、その場を取り繕う感じです。

これは、

「知っている、知らない」

に大きく価値観を置いているのです。

では、そうでない世代はどうでしょう。

素直に、「知りません」とすぐ答える世代であり、

「深く知ろう」と自発的にならない世代かもしれません。

これを

「ちょい」志向

と呼んでいるみたいです。

これは決してモチベーションが低いわけではありません。

そこに価値を置いていないだけ。

重要でもないですし、痛くもかゆくもない。

仕事の場面で両者の世代がすれちがっている

ことが多いです。

「ちょい」志向は、受け身に取られるようです。

もしくは、モチベーションが低いと見なされる

こともあるみたいです。

本人はそのつもりがありません。

価値観を形成する時代がちがっただけです。

だから、仕事の時は、新たな価値観を

教えてあげればいい。

深さを知って、楽しみを経験することが

優先です。

そうしなければ、経営は、継承されて

いきません。

そんな視点で「ちょい」志向の世代を

理想の場所に連れて行きましょう。