製品などの仕様書には、性能値が記載されて

います。

それを

「スペック」

と呼んでいますね。

日本の家電メーカーは、このスペック向上に

開発を費やしてきました。

しかし、それが度を過ぎたため、ユーザー視点が

欠けてしまうというマイナスを引き起こして

しまったのです。

これは、自動車業界の二の舞。

自動車も「技術の・・」などの宣伝のもとに

エンジンの馬力が・・・

ブレーキ性能が・・・

サスペンション性能が・・・

というようなスペック争いをしてきました。

しかし、現在は、スペックだけでなく

【デザイン性】

であったり、製品だけでなく、関連する

【ソフト】

の部分がユーザーにとっては評価の場所に

なってしまったのです。

スペックだけで製品購入を決めることが少なくなった

今の時代。

どの商品も大差ないと、ユーザーは感じているのです。

だからこそ、

自分の生活の一部にとって使いやすいのか?

便利なのか?

というユーザー視点を原点にして開発を考えるべき

なのです。

製品完結の時代が終わったとも言えますね。