【fjコンサルタンツ365日Blog:3449投稿目】

賞与の額と使いみち

賞与(ボーナス)の時期になりました。

この時期になると各メディアがアンケート

調査を行います。

いわゆる

「賞与(ボーナス)額」

「賞与(ボーナス)の使いみち」

アンケートです。

定点観測としては「使いみち」を

重点に見ていくと現状把握が

可能です。

アンケート結果を眺めてみると

・堅実な回答

が多いことに気が付きます。

貯蓄と消費に分かれる

貯金にまわす部分と消費する部分と

分けている人が大半。

消費の内訳は

・高額家電購入

・旅行

・外食

・住宅ローン

・教育費

・生活費補填

などになります。

消費をせず、すべてを貯金する人が

・約3割

もいます。

1/3の人がそのまま貯金だけしているのです。

では、貯金だけをしている人の理由は

何なのでしょうか。

その理由として

・使いみちがない

・ムダをしたくない

・将来に備えて

・住宅購入資金のため

があげられています。

明確な貯蓄の目的がある場合と

まったく目的がない場合があるのが

特徴です。

特に「使いみちがない」というのは

なるほど、と感じます。

こうした使いみちがないという価値観を

持つ人が今後も増えると感じます。

重要を喚起する方向を考える

今すぐではないにしろ、

増えれば増えるほど、景気は停滞する

ので、経済はゆったりとした形態に

なるでしょう。

需要を喚起する」という施策が

必要な時代になっていくのです。

エンターテイメントが今後、増加

していくと予想されているのは

そのためです。

使いみちがない人のために企業が

導線を引く役割が増してくるのです。

おもしろい時代へと突入しそうです。

使いみちがない、と言っている人に向けた

商品サービスをつくりあげていくことも

経営では優先すべき課題なのかもしれません。

【出典】

https://gunosy.com/articles/RurF7