視点を変えて経営する

Posted by 藤原毅芳 fujiwara takeyoshi | 事業承継者のための生き残り組織運営,組織化,経営戦略 | 金曜日 27 7月 2018 7:40 AM

【fjコンサルタンツ365日Blog:3502投稿目】

スピード

組織の大きさが強さか

組織論の視点から考えれば

組織は

・大きさ

に比例して強いと言われます。

 

組織が大きいほど戦力も大きくなり

競争や戦いでは強いとされています。

 

ここ数年の上場会社の景況感を

振り返れば大企業の強さは

際立っています。

 

利益をきちんと上げており、

生産性も向上しているのです。

これはデータから裏付けされています。

 

ただ、これは永遠ではありません

世の中の状況によって一変して

しまいます。

 

世の中の流れが安定か不安定か

世の中の流れが一定方向に流れ

続けている時は、組織は大きいほど

メリットがあります。

 

安定時にはひとつの方向に向かって

戦力を集中させればいいからです。

 

しかし、不安定な情勢になった時は

強さを維持できるのでしょうか。

 

世の中が不安定な状況になった時

組織に求められるのは

【追随性】

です。

 

情勢に適応することになります。

そうなると組織のスケールメリットは

薄れてきます。

 

逆になることがある

変化の振り幅が大きくなりすぎると

今度は組織の大きさが逆に

デメリット

になります。

 

追随性が低くなり適応するのに

時間がかかってしまうからです。

 

こうなると組織の強さは

【スピード】

に軸が変わります。

 

スピードが速い組織にメリットがあり、

スピードが遅い組織はデメリットしか

ないのです。

 

大きな組織は方向転換が苦手

されます。

 

そうなるとスピードはおのずと

遅くなります。

 

世の中の変化に対応できない

ことになるのです。

 

大きな会社が勝つのではない

このように情勢によって経営の視点は

変えなければなりません。

 

安定期は

「大きな会社が勝つ」

という視点で捉えて問題ないのですが

不安定期は

「大きな会社が勝つわけではない」

という視点が求められるのです。

 

不安定期は

「スピードの速い会社が勝つ」

という軸に移動していくからです。

 

スピードが速い会社となれば規模は

関係なくなり、中小企業が局所的に

大企業を打ち負かす可能性が高く

なるのです。

 

いわゆる「チャンス到来」ということに

なります。

 

これは、業界によって現在でも

発生している事象です。

 

たとえば金融業界。

銀行などは既存のビジネスモデルでは

収益が上がらなくなりました。

 

今後はネットバンキングだけにとどまらず

仮想通貨へと移行する可能性が高く

なったのです。

 

そこで台頭してくるのがスタートアップ企業

というわけです。

 

規模が小さければスピード対応が可能であり

方向転換も毎日のようにできます。

 

新しいチャレンジも投資額が低く

リスクも少なくできるメリットがあります。

 

不安定は不景気だけではない

不安定な情勢は不景気のときだけに

出現するわけではありません。

 

業界によっては古い体質から脱皮する

時期が不安定期とみなされることも

あります。

 

となると、いつでも不安定期が

おとずれる可能性を秘めているのです。

 

経営は世の中が安定しているから

安心できるわけではありません。

 

いつでも情勢が変わるからです。

その状況を見極めながら

【経営の視点を変える】

ことだと感じます。

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Sorry, the comment form is closed at this time.

1 / 11