【fjコンサルタンツ365日Blog:3550投稿目】

リーダー

リーダーの発言には重みがある

リーダーの発言について考えてみます。

 

リーダーになると

・何か言わなければならない

・発言することがリーダーだ

という錯覚に陥ります。

 

とかく饒舌になる人がいる、という

ことです。

 

リーダー側の理論はこのような切迫感が

占めているのですが反対に聞いている

スタッフ側はどのように見えているので

しょうか。

 

「(リーダー)焦ってますよね」

「言い訳に聞こえます」

「軽いんですよね、発言が」

「(リーダーの)言葉が響きます」

「あの一言で救われました」

と様々な反応があるのです。

 

軽い重いという区分けで考えると

わかりやすい。

 

同じ内容を話してもリーダーによっては

軽く感じられることもあれば

重く受け止められることもあります。

 

しかも、時間とともに受け止められ方が

変化することもあるのです。

 

今まで重く受け止められていたリーダーが

翌日からは軽く受け止められてしまった

ケースも見たことがあります。

 

この差はいったい何なのでしょうか。

 

リーダの発言に裏付けされるもの

リーダーの発言には毎回

・裏付け

が存在しています。

 

具体的に説明すると発言が

・当事者

なのか

・他人事

なのかの違いです。

 

言い換えると

・責任ある発言

なのか

・無責任発言

なのかの違いでもあります。

 

シンプルにいえば

・リスクを負うリーダー

なのか

・逃げる姿勢のリーダー

なのかを選別されているわけです。

 

こうしてみるとリーダーは

・選ばれる立場

にあるのがわかります。

 

リーダーはまわりが決める

リーダーは役職が付いたらリーダーに

なるわけではありません。

 

役職が付いても

・リーダーとして認められていない

場合は組織として機能しないのです。

 

「リーダーはまわりが決める」

という言葉がありますが、経営において

この原則は外せないものです。

 

となると、リーダーは

・自分に対して厳しい

人でなければ認められることがない

と感じています。

 

時代のせいなのか、自分に厳しい人が

見ることがすっかり少なくなりました。

 

現在70代の方の中には自分に厳しい人が

多かったと感じています。

 

しかし、その後は「やさしい」人ばかりの

ように感じています。

 

それはたまたまなのかわかりませんが

・自分に対する厳しさ

という視点だけを見れば個人的には

そのように感じます。

 

仕事をするときは、やさしさで進めても

問題ありませんが、リーダー自身が

自分に対してやさしさを発揮しても

まわりに認められるのだろうか、と

心配してしまいます。