総取りビジネスから共創ビジネスへ

Posted by 藤原毅芳 fujiwara takeyoshi | ビジネスキーワード | 金曜日 5 10月 2018 7:29 AM

【fjコンサルタンツ365日Blog:3572投稿目】

共創

 

ビジネスはゼロサムゲームか

ビジネスはゼロサムゲームと言われて

きました。

 

誰かが勝つとその分だけ誰かが負ける

という論理です。

 

トータルでゼロになるという意味です。

zero-sumと英語表記するとわかりやすいと

思います。

 

sumとは総和・合計という意味なので

総和がゼロ

合計するとゼロ

という意味なのです。

 

この理論は金融の株式投資などで成立

しているもので、参加している人全員が

勝つことはないことを表しています。

 

誰かの損の上に、得している人たちがいる

という概念です。

 

この理論をビジネスでもすべて当てはまる

という論調もあります。

 

そのため、ビジネスで成功することは

誰かの損の上に成立しているように

感じる人もいるのです。

 

しかし、本当にそうなのでしょうか。

最後のところでまとめてみたいと思います。

 

総取りの理論

他にも勝者総取りの理論もあります。

Winner-take-all(ウィナー・テイク・オール)

と呼ばれています。

 

もともと選挙制度のひとつです。

1人選挙区では勝てば1人がすべてを

手に入れることができます。

 

接戦で負けた側は接戦にもかかわらず

何も手にすることができません。

 

ビジネスでは消耗戦がこれに

当てはまります。

 

接戦で競いあっていたときに相手が潰れる

まで戦うと最後に残った企業が総取り

することになります。

 

シェア拡大を狙った戦略はベースに

勝者総取りを目的としているケースも

あります。

 

共創の時代へ

最近は、ゼロサムや総取りという概念だけで

成立しない部分が出てきました。

 

まだはじまったばかりの事象なので気が付かない

人もいますが

・共創

という考え方がビジネスでも広がっています。

 

たとえば、過去のBlogでも取り上げたのが

コーズ・マーケティングとは

です。

 

ビジネスをすることが社会貢献につながる

内容のことです。

 

こうした社会貢献につながるビジネスを

したいと考えている経営者は増加していくと

予想しています。

 

他にも

・協力会社を大切に扱う

会社も増えています。

 

仕事を出す側が「上から」視線ではなく

ともにビジネスを生み出す仲間として

接している会社です。

 

利益の取り分も独り占めしない考え方です。

レベニューシェアという契約手法で進める

会社もあります。

 

レベニューシェアとは、報酬を固定化しない

契約内容です。

 

事業収益によって分配するということです。

たとえば、通販サイトをWEB制作会社に

依頼する場合、制作費を支払って終わり

になることが普通です。

 

レベニューシェア契約ですと、売上に

応じて報酬を支払い続けることになります。

 

最近ではデザイナーさんがレベニューシェア

契約をしているケースも見たことがあります。

 

共に創り、共に分かち合うという精神が

ベースにあります。

 

これを行うにはお互いの信頼関係が深い

ことが前提になります。

 

そうした形でビジネスを継続できることが

理想だと感じますし、今後は増えていくだろうと

考えています。

 

そうした場合にキーワードは

「調和」

という感じになるでしょう。

 

同業他社とも調和しながら成長するのが

あるべき姿だと思っています。

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