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自動車

コスト・ベネフィット分析

あるプロジェクト、事業を開始する前に

そのプロジェクト、事業が実行する価値が

あるかどうか判断に苦しみます。

その経営の判断をするにあたって、判断基準を

検討する必要があるのです。

様々な手法がありますが、今日は

【コスト ・ベネフィット ( B / C )分析】(費用便益分析)

を取り上げます。

コスト・ベネフィット分析というのは、

・かかるコスト:得られる益

を比較する手法です。

これがプラスになればプロジェクト、事業を

行う価値があることになります。

マイナスであればプロジェクト、事業を

ストップするという判断材料にもなる

わけです。

主に公共事業で使われることが多い

手法のひとつです。

事業評価

http://www.mlit.go.jp/road/ir/kihon/25/7.pdf

たとえば島に橋をかける事業。

橋梁の建設費用と橋によって得られる便益を

比較するのです。

橋によって得られる便益は

・島への移動時間短縮

・交通量増加可能

・安全性が高まる

・観光客が増える

などがあります。

これらの便益を金額換算するのです。

観光客が増えるというのは、観光客増加人数から

島に落とされる利益がどの程度増えるのか

予想がしやすいと思います。

金銭のやり取りがない便益に関して

課題になるのは、金銭のやり取りがない

ことに対して、便益を計算することです。

金銭のやり取りをしない便益に

関しては、メリットを大きく見せることが

できるので予想に差が開いてしまいます。

プロジェクト、事業に関しては、推進派が

便益計算を大きく見せることがあるのです。

こうしたことを防ぐためにも正確性を

高めることが求められます。

こうした非経済価値の計算方法には

下記のようなものがあります。

非経済価値計算方法

非経済価値計算方法

経済価値に置き換えて試算するという

ことです。

代替費用法は市場の類似した仕事に

当てはめて計算します。

家事労働の場合、家事代行サービスが

類似した内容になるので家事代行サービスの

価格から試算するということです。

橋をかけることにより移動時間が短縮する

ということは市場ではスピードの速い

交通機関と同等になります。

その価格と比較すれば試算できると

いうものです。

時間短縮に払っている金額から計算するのです。

1時間短縮あたり3,000円支払っていると

すると、橋をかけることによって短縮できる

時間数の総和に3,000円を当てはめるということです。

このようにコスト・ベネフィット分析は

自由度の広い分析なので精度を高めて

いくことがポイントになると感じます。