【fjコンサルタンツ365日Blog:3600投稿目】

自動車

とにかく今年は話題に

先月といい、今月といい話題に事欠かない

会社です。

 

先月に当ブログでも下記のことを取り上げました。

「ビッグデータの強さを感じた」」

これはソフトバンクとトヨタ自動車の提携の

話題です。

 

時価総額1位と2位が手を組んだ瞬間でした。

 

今月は、トヨタ自動車が自動車販売以外の

サービスを打ち出してきました。

 

サービスの内容は

・定額乗り換え

です。

 

一定料金を支払い続けるサブスクリプションの

ビジネスモデルです。

 

一定料金を払い続けると好きな車種に

乗り換えできるプランです。

 

先行他社事例

このビジネスモデルは他社が先行して

行っていました。

 

IDOM(元ガリバー)がすでに行っている

ビジネスモデルです。

 

下記ブログにその内容が書いてあります。

「自動車定額制のその後」

 

大手の戦略のひとつが新しい他社サービスを

狙うことです。

 

しかし、通常は様子を見ながら時間をかけつつ

取り入れていくことが多く、今回のように

短期間で導入するのは珍しいといえます。

 

スピード重視

トヨタ自動車の発表の中にもありますが

・とにかくスピード重視

・顧客が求める新しいサービス提供

を宣言しています。

 

こうした姿勢、見習うものがあります。

 

この数年、会社の業績は成長していくが

経営のスピードが鈍化する会社が多いのを

目にしています。

 

大手企業の方が危機感を持っていると

感じるのは私だけではないでしょう。

 

人は2年間好調が続くと・・・

余談になりますが人は2年間好調が

続くと、今後もこの調子で業績が

続くと錯覚し始めます。

 

そのため、固定費を増やしたり、

業績に直接むすびつかないことに

投資をしたりします。

 

それも間違いではありませんが

顧客に向いて仕事をしているか

ということに関してはズレていきます。

 

今回のトヨタ自動車の例から考えれば

「スピード重視で顧客の新しいニーズに応える」

ことは経営の根幹だと実感します。

 

そこに経営の資源を投入できるかが

将来を導いてくれると考えます。

 

顧客に向かず、社内のことに力を注ぎ始めると

その先には「顧客離れ」しかありません。

 

トヨタ自動車のように新商品や新サービスを

スピード重視で打ち出すことを当たり前の

こととする社風がリスクのない経営だと

感じます。

 

今年(2018年)は生まれ変わりの年

それにしても今年は大企業が生まれ変わりの

きっかけをつくる年になります。

 

数年後に振り返ると2018年から風向きが

変化したと言われることになるでしょう。