【fjコンサルタンツ365日Blog:3651投稿目】

行動しろ、の傾向が増加

最近の書籍の傾向ですが

「即行動」

「0秒で」

「行動しなさい」

といった口調のものが増えています。

このBlogでも以前に

行動格差で結果が決まる時代か

情報格差ではなく行動格差へ

という内容で取り上げています。

行動によって差ができることを

「行動格差」と言いますが、4〜5年ほど

前からこの「行動格差」という単語が

使われるようになったと感じています。

行動格差とは

行動格差とは

・アクションを起こす起こさない

の差です。

アクションとは

・実践する

・実行する

・試す

・進める

といった内容になるでしょう。

実践についてですと実践量の違いが

行動格差となり、試すことだと

試す数の違いが行動格差になります。

プロジェクトなどを進めるということに

ついては進捗の差、進捗スピードが

行動格差ということになるわけです。

なぜ行動格差が重要視されるのか

なぜここに来て行動格差が重要視される

のでしょうか。

経営における行動格差は開くばかりで

顕著な現象だと思います。

というのは、経営における戦略戦術の

ノウハウというものがここ数年で

オープンになりました。

情報が行き渡るようになったのです。

そのため経営における情報格差が

収縮し続けています。

情報格差がなくなれば次に問われるのが

行動格差なのです。

「それ知っている」

「自分も思いついていたんだ」

「それうちでもやろうと思っている」

といった言葉が当たり前のように交わされる

時代になったのです。

こうなると経営戦略も「知っている・知っていない」

ということではなく、「やるか・やらないか」の

違いへと変わりつつあります。

どの部分の行動格差が求められるのか

経営においては、どの部分の行動格差が

結果に対して開きをつくるのでしょうか。

直近の結果や短期結果に対しては行動量

という行動格差で結果に差が出ます。

来年、再来年といった長期視野で考えると

投資的な行動量・実験量という行動格差が

結果を左右します。

将来というのは

・既存顧客

・既存商品サービス

がそのままの状態であれば売上げ利益が

減少していくのは織り込み済みのはずです。

そうであるならば投資的な行動・実践という

行動格差で将来結果が左右されるということは

理解できると思います。

2019年から波乱幕開けなので

来年2019年から景気動向は波乱幕開けの

予想が増えています。

来年2019年なのか再来年2020年なのかは

誰にもわかりませんがそのうちに景気後退が

来ることだけは確実です。

経営における行動格差はこれからが勝負の

時期になるでしょう。

わかっているなら行動実践する時期に

来ているということです。

社内が動かない、やってくれないといった

状況を少しでも速く脱することです。

やるべきことはわかっている経営者の方も

多いはずです。

あとはいかに組織実践できるかにかかっています。