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「できない」の反対は「できる」ではない

「できない」の反対は「できる」ではない

【fjコンサルタンツ365日Blog:3657投稿目】

「できない」の反対は?

今年2018年は仕事の「先送り」が多い

年だったと感じます。

 

売上が横ばい、もしくは微増している

業界や企業も多く大きな革新がなかった

といえるのではないでしょうか。

 

業績が下がり始めたり、大きく売上を

落とす要因が発生した時には慌てて

売上を増やす施策に取り組みますが

それまでは「先送り」にしてしまう

ことがあるということです。

 

「先送り」の時期に新たな取り組みを

提案すると必ずといっていいほど

「できません」「不可能です」

といった結論を出す人がいます。

 

この議論の根本には

「できる/できない」という思考が

あります。

 

仕事において「できる/できない」という

思考はあまり必要ではありません。

 

「やる/やらない」という判断(決断)は

必要ですが、物理的に不可能ではなない

ことに関しては進めるということが正解です。

 

なので「できない」の反対語は「できる」ではなく

・実施する

・実践する

・試みる

ということになります。

 

まず自分たちでやってみる

では、実施する・実践するにはいくつかの

手法があります。

まずは自分たちでやってみること。

・とりあえずやってみること

・とりあえず行ってみること

です。

あまり考えても結論が出ないことや

想像できない時は動いてみることが

正解へ近づいていきます。

ある会社で社内文化を変えることを

決めました。

お互いが感謝できる関係づくりを

目標としました。

でも誰も動いてくれません。

「そんなことできません」という

オーラを漂わせていたのです。

そこで、ワークをしました。

思誰かが何かをしてくれたら

「ありがとう」

と言うことにしたのです。

「ありがとう」という気持ちがなくても

言うことにしたわけです。

そのための練習も全員でしました。

形からとりあえず行ってみたのです。

これも小さなことですが「できない」では

なく「やってみる」ことのひとつです。

外部から招聘

ただ自分たちでやって大きな変化を実現

できるなら、すでに実現しているはず。

変化が実現していないのなら他の手段を

考えることになります。

これは企業の規模に関わらず発生する

課題です。

大手企業では自分たちで革新させられない

事情や歴史があったりするので外部から

トップやリーダーとなる人財を招聘してきます。 

外部から招聘してきた人に会社が今まで

やってきたことを「全否定」してもらう

ためです。

「あんなやり方、絶滅していたと思っていたのに」

というエピソードが記事に出ていました。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39500420Y8A221C1TJC000/

社内の人では、こんな全否定ができないので

いつまで経っても脱皮することができない場合が

あるということを自覚しておくことです。

非上場の大企業に社外取締役が義務化

非上場の会社の一部に社外取締役設置が

義務付けられようとしています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO39458370X21C18A2MM8000/

この流れも同様だと感じています。

外部の力や視点を経営に活用する流れです。

社外取締役の期待される役割は

・外部の視点を経営に反映させる

・ 多様性や透明性を確保する

といった内容です。

今までできなかったことが外部の力に

よって進められることが大きな効果です。

特に歴史ある企業では会社規模に関わらず

大切なことでしょう。

「できる/できない」という発想から

いかに進めるのか、実践するのかを考えたい

時期だと思います。