【fjconsultants365日Blog:3694投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

貨幣空間でリーグ戦をしている

経営は貨幣空間において試合を

しているようなものです。

 

1年ごとのリーグ戦をしている

と感じます。

 

貨幣空間とは

【貨幣を媒介とした空間】

です。

 

限定された空間であり、

貨幣が介在しないモノのやりとりは

ここには入りません。

 

貨幣という道具を用いてやりとり

される空間だと想像してください。

 

ここで伝えたいのは、経営は限定的な

空間の中で取り組んでいるという

イメージです。

 

俯瞰する、広い視野を持つように

なることよりイメージできる

ことの方が先に来ると感じます。

 

まずは貨幣空間を知る

まずは貨幣空間を知ることだと

思います。

自分たちが仕事をしている市場、

商圏を調べることとは同義に見えますが

もう少し広い部分を定義したいです。

というのも現在は貨幣空間の広がりが

想像以上になっているからです。

移動しなくても、顔を見なくても仕事が

できる時代です。

貨幣空間には貨幣のやりとりがある

サイバーエリアも含まれてくるのです。

一時期ボーダーレスという言葉も流行り、

人の移動に制限がなくなったのですが

今は人の移動も必要としなくなっているのです。

そうなると貨幣空間の

・広さ

・体積

を知るとは具体的に何になるのでしょうか。

ひとつには、

・貨幣の流れ

を知ることにより広さを理解することが

できます。

人が貨幣を流通させる場面を見つめる

ことで空間の広さを理解し始めるのです。

個人が商品サービスを買うという場面を

見つめたり、企業が商品を仕入れるという

場面をイメージしてみたり。

さらに大きな空間を認識するには大きな

貨幣の動きを知ることになります。

たとえば石油の売買にはドルしか使われて

いないという事実があります。

ドルが基軸通貨と言われるのは石油の

決済通貨だからです。

ドルが強いと言われているのにも

理由があり世界の貨幣空間を理解する

にはドルからイメージすることになるのです。

ルールを知ることから

試合をする時に戦略を立てるのは

普通のことです。

 

今回は攻めに徹するのか、守りに

徹するのか。

メンバーは誰をチョイスするのか、などを

考えていきます。

具体的な戦略を考えるにはルールを知って

いるのが前提です。

 

法律も知っているのが前提になっています。

知らないでは済まされません。

 

経営も貨幣空間の

・ルール

・習慣

を知っていることが前提なのです。

 

貨幣空間の前提とは何か。

それは

・信用

で成り立っているということ。

 

信用がなければ成立しない空間だと

いうことです。

 

紙幣という印刷された紙を媒介するには

信用がなければできません。

 

それがルールになっているのです。

意外とこのルールを忘れてしまうことが

あるので押さえておきたいポイントです。

 

戦略は知っている人が有利になる

結局のところ経営戦略は貨幣空間の

広さを実感している人でルールを

知っている人が有利になります。

 

だからこそ経営には知識が必要だと

言われていると感じます。

 

今日取り上げた貨幣空間という

情報が多いだけでも有利な展開を

描くことができるのです。

 

これからも貨幣空間は変容して

いくので先読みしたいところです。