【fjconsultants365日Blog:3,700投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

親の会社を継ぐのですがいつのタイミングか

ここ数年、後継者問題直面する企業からの

相談が増えてきました。

 

いわゆる団塊の世代の経営者が70代になり

事業を承継するタイミングが急に増えたのが

原因と言われています。

事業承継のピークがこれから迎える

でも取り上げ書いておりますが、経営者の

平均年齢は下がることはなく上がり続けて

います。

 

中規模企業:67歳

小規模企業:70歳

が平均年齢となっており、実際に事業承継の

話しが聞こえてくる回数が増えているのを

実感しています。

 

先日、

「親の会社を継ぐことになりました。

いつのタイミングで入社すればベストでしょうか」

「いつのタイミングで入社させればいいのでしょうか」

という相談がありました。

 

ベストなタイミングは「継ぐ」という意志

明確になればいつでもベストだと考えています。

 

というのも、入社のタイミングは幅広く

設定されていると感じているからです。

 

この年に入社しなければ失敗するという

ものでもありませんし、何歳までに入社しなければ

ならないという法則性もありません。

 

ただはっきりいさせておきたいのは、

「会社を継ぐ」という意志だけです。

 

入社後に何をすればいいでしょうか

「入社後に何をすればよろしいでしょうか」

「何をさせればいいのでしょうか」

という質問を投げかけられることも多く

大きな悩みだと感じます。

 

「まずは現場を経験させてからと考えています」

という計画を立てられる会社も多いのでは

ないでしょうか。

 

社会人経験がほとんどない状態の場合は

現場から経験させることには意味があると

思います。

 

しかし、他の会社で経験がある場合は

現場から経験することがベストとは

限りません。

ここで考えておきたいことは

「現場を経験する」ことと「現場を知る

ことは違うということです。

 

次の経営者として活躍するためには

「現場を知る」ことは必要なこと(必要条件)ですが

「現場を経験する」ことはあってもなくても

問題がないということです。(十分条件)

 

というのも、現場を知らずして経営はできません。

経営学をいくら学んでも現場知らずでは

経営は行き詰まります。

 

「現場知らず(人知らず)の経営」

と呼ばれています。

 

そうならないためにも、入社直後から

会社の隅々まで知らないことがないように

見ておくことです。

 

・誰が何をしているのか

・どこまで仕事をやりきっているのか

・誰が活躍しているのか

・誰が本当に貢献しているのか

・どの技量を持っているのか 

ということを理解できることが必須になると

感じます。 

 

会社の景気が良くない時に入るのはどうでしょうか

「会社の景気が良くないときに

入社するのはいかがなものでしょうか」

という心配の声を聞いたこともあります。

 

会社の景気が良い、状態が良いときに

継ぎたいという希望が誰にもあることは

理解できます。

ただどうでしょう。視点を変えて考えれば

良い状態で入社し、実際に承継して社長に

なってから景気がわるくなったら入社後の

経験はあまり役に立たないものです。

 

この問題、

「最初に苦労するか」

「後から苦労するか」

だけの違いであり、会社が良い状態だから

ベストだとも言い切れない。

 

究極のところ、どちらでも同じということに

なるのです。

 

番頭の位置付けが重要になる

こうした事業承継問題、後継者問題に

ついていつも感じるのですが、

・現社長

・次期社長

だけでは解決できないことが多いと

実感します。

会社のことを客観的に見ながら

会社のためのジャッジ(判断)ができる

人が要だと感じます。

 

「番頭」という位置付けの人です。

・現社長〜番頭〜次期社長

というトライアングルが固まってこそ

事業承継はスムーズに進むと感じています。

 

またの機会に番頭の位置付けを公開したいと

思います。