【fjconsultants365日Blog:3,702投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

マーケ部って何をやっているのかわからない

「マーケティング部って何をやっているのか

よくわからない」という言葉を言われたことは

ないでしょうか。

 

せっかく大量のデータを駆使して戦略を提案

しても対して評価されない

だんだんと社内でも肩身の狭い思いをするように

なることもあるでしょう。

 

最近は社内でも浮いているのかメールも

少なくなっているようにも感じるのでは

ないでしょうか。

 

「お願いしていたデータをとってくれない

と意地悪をされているようにも感じている

人もいると思います。

 

これ、マーケ担当の方に問題がある

のではありません。

実は他に課題が存在しているのです。

 

マーケ部の課題ではなかった

マーケ担当のいる会社、マーケティング部が

ある会社での苦悩はどこにあるのか。

 

マーケ担当から見れば

・自分たちのレベルが低いのか

という苦悩を感じるかもしれません。

 

もしくは、

・どうして理解してくれないのか

と思うこともあるでしょう。

真面目に考えて悩んでしまっている人を

見かけたこともあります。

 

経営の側面から考えれば、この問題、

マーケティング部・マーケティング担当の

責任だけではないのです。

 

実は

①マーケ担当のポジション

②マーケ部と他部署のコミュニケーション

に大きなカギが隠されているのです。

マーケ担当のポジション

ひとつめのカギが

・マーケ担当のポジション

になります。

 

いわゆる組織図でどこに位置付けされて

いるのかがカギになるのです。

 

他部署と同列のポジションにマーケティン部が

存在しているのか、営業部の下にマーケ担当が

いるのかでポジションが変わります。

中には、社長直下の部署にマーケ担当が存在して

いる場合や、役員の中にCMO(チーフマーケティング

オフィサー)が任命されている場合もあり

千差万別です。

 

 組織では権限を持たせていない担当者や

部署が活躍することはありません。

 

マーケ担当やマーケティング部に活躍を

望むのであれば権限と責任を明確に

持たせるべきです。

 

あいまいな権限と責任では他のスタッフから

見てマーケ担当は「何をしているのか」わか

らない立場に見えてしまいます。

 

しかるべきポジションに収まることが

優先事項だと感じます。

 

マーケ部と他部署のコミュニケーション

もうひとつの課題は

・マーケティング部と他部署の関係

です。

 

いわゆる部署コミュニケーションの

課題です。

 

マーケ担当から

「このようにやってもらえれば結果が出ます」

と伝えても他部署の人は行動しないこと

あります。

 

これではマーケ部が機能しません。

部署対部署のコミュニケーションについては

どちらかがわるいということはありません。

 

両方に歩み寄りが必要になってきます。

マーケ担当も「データないのでできません」

といったようなことを言わないこと。

 

営業部などの他部署もマーケ担当と

雑談を含めてコミュニケーションを

取ることが必須です。

 

理想の姿としては

「あれ、良かったよ。助かった。ありがとう」

という会話が成立することです。

  

外部要因を整える

このようにマーケティング担当の苦悩は

マーケティング部だけでは解決しません。

 

経営者側が配慮する部分もあり、他部署が

考える部分もあるということです。

 

もちろんマーケティング部の人たちも

必要な努力は求められるでしょう。

 

これからの時代、マーケティングが

機能しない企業は生き残りが厳しく

なります。

 

これだけは事実なので優先事項として

考えていきたい部分です。