【fjconsultants365日Blog:3,718投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

ここ数年の傾向を振り返る

3月1日から新卒採用がはじまりましたが

いきなり内定が1割以上出ているようです。

速い展開で進んでいるようです。

 

新卒採用は正解がない世界なのでどの会社も

毎年の取り組みに頭を悩ましているのが

現状だと感じます。

答えを導くためには振り返りが有効な

手段です。

 

就職白書2019」から抜粋してみたいと

思います。(2019年卒データ)

https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190225-01/

 

まずは採用予定数から内定出し人数、実際の

内定した人数の割合を見てみます。

 

現状では、採用予定数を100とした場合

内定出し人数:150〜180

になっています。

 

採用予定数の1.5倍〜1.8倍の内定を

出していることになります。

 

その結果、内定数はどうなのか。

実際には、採用予定数を割っており

内定数:84〜95

しかありません。

 

採用予定数の80〜95%しか達成していない

ことになっています。

 

企業規模、業界に関わらず採用予定数が

未達ということがポイントです。

これは現在の結果なのですが、過去は

どうだったでしょうか。

 

2011年卒の時は下記のような状態だった

のです。

現在と真逆で、内定出し人数は採用予定数の

1.1倍〜1.2倍しか出していません。

 

内定辞退も現在の半分以下の2〜3割程度

しかありません。

 

ただ、採用予定数を満たすことはなかった

というのは同じ状況です。

 

違うのは内定出し人数の割合が大幅に

増加したのがわかります。

 

これが「売り手市場」と呼ばれる所以です。

 

面接数はどの程度必要か?

では、この「売り手市場」の採用では

面接数

はどの程度必要なのでしょうか。

 

就職白書では、採用予定数の

5倍〜9倍

の面接数を行っています。

実際の面接数はこの数値より多い企業も

多数あると思われます。

 

こう考えると採用は効率の良くない作業

いうことになります。

採用の課題は・・・

就職白書では採用の課題ランキングを

見ると

①採用に係るマンパワー

②自社認知度

③社内関係部署の協力体制

④採用に係るコスト

⑤採用計画

・・・・・

となっています。

 

やはり採用に係る工数が重荷になって

いるようです。

 

採用の工数を劇的に減らすサービスで

画期的なものは出てきていません

 

今後は採用の課題を解決するサービスが

出てくることを期待しますが当分の間は

採用工数がかかる時期が続きそうです。

認知度が必要な理由とは

課題の②番めにある自社認知度ですが

これはエンドユーザー向けに仕事をして

いない企業ほど切実な問題です。

 

もともとビジネス上では広い認知が

必要ない企業ほど採用の時には不利に

なるのです。

認知度があるとなぜいいのでしょうか?

それは、

エントリーが増加

することがあげられますが、それだけでは

ありません。

 

内定出しをした後の辞退率も違ってくる

のです。

 

特にご家族や両親などに認知度が高い企業ほど

有利に作用します。

知っている企業の方が安心するからです。

 

最近、部品メーカーが盛んにテレビCM

打つようになりました。

 

これも自社認知度を上げることが目的だと

思われます。

特に採用を意識しているのでしょう。

 

今後、どうするのか

こうして見てくると新卒採用は多大な

手間とコストがかかることがわかります。

 

今後も同じように多大な工数と費用を投資

するしかなさそうです。

 

しかし、昨年の末から採用の業界は変化して

いるのを感じます。

新卒採用は大手企業に一極集中しているから

と考えて何もしないという選択は今年に限っては

間違う恐れが出てくるということです。

 

その点を考慮して採用計画に取り組んで

ほしいと思います。