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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

柔軟なサービスを提供できる会社群

最近は企業によって柔軟なサービスを提供するところが
出てきています。
ここで言う「柔軟なサービス」とは顧客が求めているが
なかなか実現できないサービスのことを指しています。

柔軟な対応ができている会社は、そうしたサービスを社内で
提案できる人がいて、決断できるリーダーがいることは
今後の成長性を感じます。

企業規模に関わらず「柔軟さ」がある会社とない会社に
区分けが出ています。

部分的なサービスにしか見えない人もいるかもしれませんが
こうした柔軟さがある、ないというのは社風をあらわして
いるので注目すべきポイントでもあります。

柔軟なサービスをリリースできない企業に将来性を感じないのは
私だけではないと思います。

いくつか事例を見ながら考えていきたいと思います。

ワンワンジェット

JALが愛犬と機内で一緒に過ごせるチャーター便を運行しました。
そのニュースを見て
「そんなことできるんだ」
と思った人もいるでしょう。

愛犬などもペットは機内ではなく貨物室に預けるしかありません
でした。
しかし、愛犬は家族という位置付けの人も増えてきて機内も
一緒に過ごしたいという要望が増えているのです。

確かに、家族だったら貨物室に預けることはしない。
そんな要望をストレートに応えるサービスを打ち出したのが
画期的なのです。

機内ではゲージから出して一緒に過ごすことができ、本当に
一緒に移動できる空間をつくりだしています。

愛犬の席も確保されており1人前の扱いになっています。
このチャーター機、使用後はカーペット、シートカバーを
はずしてクリーニングするそうです。

そこまでしてでも実現したかったという気持ちが伝わって
きます。

JALは再生後、柔軟にサービスを展開しているのが目に
つきます。
顧客に寄り添っているのを感じるのです。
いい会社へと変貌を遂げたのではないかと感じている人も
少なくはないはずです。


【プレスリリース】
http://press.jal.co.jp/ja/release/201902/005088.html
【ワンワンジェットツアー】
https://www.jal.co.jp/domtour/oka/jal_wanwanjet_okuma/

スピード

コストを売上げに変えた片道GO

もうひとつの事例は、レンタカー業界。

東京〜大阪間、しかも片道のみのレンタカーが登場して
話題になっています。
通常ですとレンタカーは片道だけですと「乗り捨て料金」が
加算されます。
そのため片道ではメリットを感じにくい価格システムに
なっていました。

それを東京〜大阪間:2,160円(24時間)という設定で
サービスを提供しています。
https://cp.toyota.jp/rentacar/?padid=ag270_fr_sptop_onewayma

どんなカラクリがあるのでしょうか。

社員が回送していたのだが

レンタカー片道(乗り捨て)の場合、お客様の乗り捨て後に
レンタカー会社の社員が回送していました。
これが会社の経営にとっては大きなコストとなっていたのです。

そのため乗り捨て代が急激にアップした時がありました。
私もその時点でレンタカーの乗り捨てを使う頻度が急激に減ったのを
覚えています。

今回の東京大阪間のレンタカーは、この社内回送分をお客様に安く
提供するという形でコストを回避したのです。

思い切った低価格を打ち出せるのはこうした背景があるからです。
単なる社内コストだったものが売り上げ利益に転換したという事例に
なります。

おそらく社内でどなたかが提案されたと思いますがそれをフットワーク
軽く実行できる会社が柔軟さを秘めていると感じます。
また思い切った価格を打ち出したことももう一つの柔軟さを示してると
思います。

この価格戦略により、宣伝費を削ることができたのではないでしょうか。
こうして私もブログに書いているという事は大幅な広告宣伝費削減につな
がっていると思います。

まとめ

お客様に寄り沿ってサービスを作り出すと言う事はある意味、企業側も
困難な所を進んでいく必要があります。

前例がない、大きなリスクがある、お客様に支持されないのではないか、と
いった懸念から実行に移さない企業の方が多いのではないでしょうか。

そこを柔軟に考えフットワーク軽く実践することで成功を掴み取ることが
ビジネスではできるのです。
今回は柔軟さと言うキーワードで取り上げてみましたが経営者リーダーには
柔軟な発想が求められているのではないでしょうか。

この機会に柔軟さと言うキーワードで自分のビジネスを振り返ってみるのも
1つの方法だと思います。