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信頼されるリーダーになればストレスが減るのはなぜか

ミーティング

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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳

信頼されるリーダー4つのポイント

「リーダーはまわりが決める」そう感じます。
本人が「わたしがリーダーです」と言ったところで何の意味もない。
まわりがリーダーとして認めるか、認めないか、だけ。
それ以外は存在しない。

「100%他人評価」と言い続けていますがリーダーほどピッタリ当て
はまることはないのです。
では、どのようにしたら認めてもらえるのか。
リーダーとして。
今回はリーダーシップ論で有名な経営学者ウォーレン・ベニス氏
(Warren Gamaliel Bennis)が唱える「信頼されるリーダー」の
ポイントを取り上げます。
4つポイントがあります。

リーダー

一貫性

言行一致

頼りがい

誠実さ

「リーダーになる」ウォーレン ベニス著

今回は、これをひとつずつ考察してみます。

一貫性

リーダーに求められる一貫性とは?
それは判断がブレないこと。
簡単そうに見えて簡単ではない。

なぜなら一貫性を持つにはスタートが大事だからです。
最初のスタート地点を間違えて設定すると一貫性を保つことができない。
その点を知っておくことなのです。

たとえばこんなリーダーがいました。
「会社側からおまえらを守る」と宣言しました。
しかし、会社側(経営者側)とリーダーとスタッフは対立構造では
ありません。
同じ方向性を持った仲間です。
なのに「守る」と宣言することで対立構造からスタートして
しまっています。

その後、このリーダーは一貫性を保てなくなり破綻しました。
スタッフの側から「どうして対立しなくてはいけないの?」という
疑問を持たれ、前言撤回をすることになったからです。

一貫性を持つということは確固たる価値観を形成しておくことが
ポイントです。
とりあえず返答するというのは間違い。
あとで取り返しができない。
長期的視野で見る目を持つことも必須。

リーダーになるということは、自分の中で確固たる価値観を
形成しなければ一貫性が保てないということがわかります。

リーダー

言行一致

言行一致とは「言っていることと行動が一致」すること。
「やる」と言ったことはかならず実践する。
言っているルールをかならず守る。
説明する価値観を体現している。

そうしたことが言行一致になります。
これ、理解している人が少ないのですが、リーダーは
言行一致をすると「ストレスがなくなる」のです。

発言と行動が一致させることで余計なエネルギーを使わなくて
すみます。
リーダーだから立派なことを発言しなければ、と思うほど
行動がついていきません。
行動が一致しないことをスタッフから指摘されることも。
そうなるとリーダーにとってはストレスでしかありません。

スタッフに指示したり注意したり指導するときも同じ。
自分ができていないことを指示・注意・指導すればするほど
ストレスになっていく。
できていない自分を知っているから。
できない自分が指示・注意・指導すればするほど自分が破綻する
だけです。

自分ができないことは言わない。
自分ができていないことは指示しない。
そんな心がけで言行一致となり自分のストレスが減るだけでなく
まわりからも信頼されていくのです。

リーダー

頼りがい

信頼されるリーダーは頼りがいがありますが、どこで頼りがいを
発揮しているのでしょうか。

「何でも相談してこい」
「いつでもメールすればいいじゃないか」
と発言するリーダーは頼りがいがあると思いますか?

わかりますよね。
頼りがいのあるリーダーはこのような発言はしません。
なにか困っているスタッフがいるとリーダー側がすぐに
気がつく。
そして「なにかあったのか」と相談できる雰囲気を自然に
つくることができるリーダー。
これが頼りがいのあるリーダーと言われます。

頼りがいのあるリーダーほど状況察知力が高い。
そうした気づかいが頼りがいという信頼を得ているのです。

リーダー

誠実さ

リーダーの誠実さとは「約束を守る」こと。
とくに小さな約束を反故にしない。
細かい約束を大切に扱う。
そんなことができるリーダーが「誠実」と評価されています。

冷静な対応ができることも誠実さのひとつです。
仕事でリーダーの力が発揮されるのは課題が発生したときや
緊急時のとき。
もしくは業績があがらないスタッフがいるとき。
こうした時に「激高型」のリーダーは冷静さを失っているので
単に怒っているだけにしか見えない。
どんな緊急時でも冷静な対応ができるリーダーほど「誠実」と
見られるのです。

まとめ

リーダーは困難な状況になったときに本性が出ます。
その本性をスタッフは見ています。
「ああ、やっぱり」
「そんなものだよな、あのリーダーは」
と見られるのか、
「うちのリーダーは頼りになる」
「冷静だよな、いつも」
「さすが」
と評価されるのか。

困難な状況に陥ったチームを、一貫性を持ちながら言行一致で
頼りがいのあるところを見せ、誠実だと思われる。
そんなリーダーを目指す。
そうすることで自分のストレスも消滅するということです。