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視点のちがいで予測も変わる経営者の視点

視点のちがいで予測も変わる経営者の視点

【fjconsultants365日Blog:3,873投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

影響がない?ある?

「消費税アップは大して影響がないだろう」
「いや、消費が一気に下がると思う」
と10月からの消費税アップがビジネスにどこまで影響するのかの
判断が分かれています。

この反応は興味深く、今後を予測する上でも重要なポイントになります。
というのも、半年後に差が出るからです。

10月から状況変化が発生しなければ問題ないのかもしれませんが
もし状況が一変したらスピード対応できる企業と対応が遅れる企業に
分かれてしまいます。
「大して影響が出ないだろう」という判断が会社にとってマイナスの
原因にもなりかねません。

街

ネガティブではなく

悲観的にモノゴトを見る人をネガティブと言いますが、消費の動向を
予測で悲観的に見ることはネガティブとは言いません。

ネガティブではなく「怖さを知っている」と表現します。
怖さを知っている人、怖さを理解している臆病がココでは適当なのです。

この部分、誤解している人は、ひとつの視点に固まらずに進めること。
自分の意見に固執するのも控えるべき。

なぜなら将来は過去を繰り返すとは限らないから。
新しい世界がつくられることもあるので固執する方がリスク高いのです。

こうした判断は視点を広げることで養われます。
具体的にどのような視点があるのか見ていきます。

虫眼鏡

視点の高度を変えてみる

視点を変えてみるには、視点の高さ(高度)を変えること。
たとえば、「陸、海、空」の視点を持ってみることです。
3つの高さから考えてみることなのです。

海の視点

海の視点とは海の生物の視点。
地上より低い地点です。

ビジネスで言えば、目で見えない部分を指します。
潜在的な可能性、潜在的なポテンシャル、潜在的な需要を
見ることができる視点です。

いきなりこの視点を持つことはできませんがポイントは
「潜在的なモノがある」
という前提で考えてみることです。

海の視点を持てない理由は、そもそも潜在的なことがない、という
固定概念からきています。
まずは、前提を持つことからです。

陸の視点

陸の視点は陸上に立っている視点。
細かく分けると0メートルの高さ、2〜3メートルの高さまでバリエーションが
あります。

この視点は通常ヒトが見ている領域なので特別に訓練は必要ないかも
しれません。

しかし、ある特定のテーマを持って見ると、今まで見えてこないことが
見えてきます。

たとえば「景気動向」というテーマで街を見れば、どのようなヒトが
何の商品を購入しているかが気になります。
それを繰り返すと傾向がわかるようになるのです。

出張族のヒトは年中、飛行機や電車に乗っているので、時期による
乗車率や乗客の様子を観察できます。
定点観測することで傾向が見えてくるのです。
いつも見えている景色もテーマを持てば情報にかわるということです。

空の視点

空の視点は無制限。
空を飛ぶ鳥の視点もあれば飛行機の視点まであります。
宇宙の衛星の視点も視野に入れてもいいでしょう。

とにかく広い視野をもついは空の視点です。
高さ10メートルの視点、50メートルの視点、100メートルの視点と
具体的にイメージして見ること。

意図的に高さを上げていくことで視野がひろがります。
ビジネスなら、自分の部署しか見えていなかったヒトが他部署の
連携まで見えてくるようになったり、最後はビジネスのスタートから
ゴールまですべてを見通せるようになるのです。

まとめ

ヒトの視点のちがいは興味深いものです。
自分と違う視点を持つヒトの意見はおもしろい。
そう感じます。

経営者・リーダーの視点は広く複数ある方が間違いが少なくなります。
成功率が上がります。
制限性が出ることもあります。

そのように考えると楽しみながら視点を広げていくことです。