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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

チームだからメンバーのポジションが違う

「同じ職種だから全員同じことをしてもらう」
「ベテランも若手も同じことをしなければ成長しないのでは?」
と同じ部署のメンバーは全員同じ仕事をさせることがあります。

ベテランメンバーは10年、20年の経験があり、若手は5年未満の
経験しかないチームの場合、同じ仕事をさせることは正しいのでしょうか。

この10年間で同じ部署だから全員同じ仕事内容にするというのは
正しいとは言えないという状況になっているのに気がつきます。

どちらかといえば、スポーツのように役割を変えて仕事内容を
分けていることの方が多くなっているのではないでしょうか。

その点を振り返ってみたいと思います。

通勤

仕事の高度化

ひとりが行う仕事の幅が広がっています。
「高度化している」
という表現も出てきています。

そうなると若手のメンバーがすべての仕事をこなすことが
なかなかできない。
一人前になるのに時間がかかることが増えているのです。

そうなると若手メンバーにすべてを任せることがリスク。
まずは部分的に仕事を習得してもらうこともひとつの方法です。

ビジネスパーソン

ポジションで分ける

たとえば「営業部」の仕事。
以前は、個人事業主のような集団でした。

全員が同じ仕事をしており、ひとりで完結することができる。
連携や協力が必要としない仕事だったのです。

それが今は仕事内容の高度化により、若手が育たない、
一人前まで到達しない事例が増えています。

若手に仕事を任せても結果が出ない。
しかも結果が出ない状況が数年続いてしまうことも。

他にも、ベテランであっても結果の出ない人が増加しているのも特徴。
同じ営業手法だけで仕事を継続している人は成績が落ちていく。
そんなことも発生しています。

営業パーソン

解決策は

若手が育たず、ベテランの中でも売れない人が出てくる。
これを打破する方法は何なのでしょうか。

突破方法は、
個人事業主のような仕事手法ではなく、チーム制で仕事をすることです。

それぞれメンバーの得意な部分にポジションを配置していくのです。

適材適所

ベテランで成績が落ちている人は新規開拓が苦手。
若手は大口顧客が苦手。
そのような状態であることがあります。

そうなると、新規開拓が得意な人は新規開拓に専念。
開拓後の顧客フォローは、新規開拓が苦手なベテランスタッフに
任せてしまう。
「開拓」と「フォロー」を分けてしまう手法です。

若手は、大口顧客以外の部分で経験値を増やしていく。
仕事を覚えるサイクルを速くし一人前になるスピードを上げていく。
小さな成功事例を積み重ねる手法です。

リーダーは監督業

このように考えると部署を任されているリーダーは、各メンバーの
ポジション構成(フォーメーション)を考える監督業まで行うことになります。

このフォーメーションにはパターンが数多く存在している。
具体的にイメージが浮かばないときは、スポーツのフォーメーションを
参考にするとわかりやすい。

サッカー

スポートのフォーメーション

たとえばサッカーのフォーメーションだけ見ても

  • 3-4-1-2
  • 3-4-3
  • 3-3-2-2
  • 3-3-1-3
  • 3-2-2-3
  • 4-4-2
  • 4-4-1-1
  • 4-3-1-2
  • 4-2-2-2 等

と数多くあります。

ということは、ビジネスのフォーメーションも同様に複数あっても
いいわけです。

まとめ

こうした複雑系のフォーメーションの解を求める能力がリーダーには
求められていると感じます。

どれが自分たちにベストなのかわからない場合は、現時点で有効だと
感じるフォーメーションを試すこと。

3ヶ月程度経ったら検証し、また変更をしていくこと。
これに尽きると思います。

変化のないチームが最高の結果を出すことはありません。
時間をかけて策を練って取り組んでいきましょう。