fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜隠れた事実を見抜き、現場を変え、経営の壁を超える。経営者の思考法 経営の展開図を公開〜

企画ができる会社になるためには

企画ができる会社になるためには

【fjconsultants365日Blog:3,897投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

欲しいものをそのまま提供するのは企画とは呼ばない

ビジネスは企画である。
そう言われています。
企画をつくることが経営のひとつでもあります。

「新しいビジネス(企画)が不足しているのではないか」
と、ミーティングで話題になった会社があります。

そのとき
「実はあれもやりたい、これもやりたいです」
と意思表示をはっきりする会社もあれば
「・・・思いつきません」
「それは現場の人間が・・・」
と何も出てこない会社もあります。

この違いはどこから来るのでしょうか。
今回はその点を考えてみたいと思います。

sky
photo by takeyoshi fujiwara

欲しいものではなく

企画を考えるときハードル(障壁)に感じるのは
「正解を発言しなければならない」
というプレッシャーです。

しかし、考えてみればわかりますが企画が100%当たる
ことはありません。
3割打者の会社もないのではないでしょうか。

しかし、当たる確率が低いのでベテラン社員や役職者ほど
企画の案を言わないものです。

積極的に発言するのは企画の発案をリスクと感じない世代。
そこだけのようです。

企画は、お客様にヒアリングしても実は出てきません。
お客様が「欲しい」と感じていること、顕在化されている
ことを商品サービスにしてもさほど売れないのです。

「顧客の欲しい商品をつくることが企画ではない」
と言われる所以はそこから来ているのです。

では、どう考えれば企画が出てくるのか。

sky
photo by takeyoshi fujiwara

意外性のある商品サービスを

ひとつには、顧客が気がついていない部分を商品サービスに
するということ。

「意外性のある商品サービス」
のことです。

「そんな商品があったんですね」
という反応が出る商品です。

こんな商品が欲しかった

他にも、斬新さがある商品では
「こんな商品が欲しかった」
という反応が顧客から出ることもあります。

このような商品は、決して顧客の口から具体的に
「これこれ、あんな商品」
と出てくることはなく、はじめて形になってから判断できる
レベルの商品です。

たとえば、現在はまだ存在していませんが
「キーボードがないパソコン」(音声操作、ジェスチャー操作のみ)
が世に出てきたら、そのような反応が出るかもしれません。

使ってみるまで便利さや快適さがイメージできない商品と
いうことです。

sky
photo by takeyoshi fujiwara

結局のところ喜ばす商品サービスを提供すること

このように企画を考えてみると発想法としては顕在化された
「顧客が求めている商品サービス」
ではなく、顕在化されていない
「顧客を喜ばす商品サービス」
を考えることが企画と言えます。

顧客を喜ばすという視点で考えれば、斬新な商品サービスも
アイデアとして出てくるのではないでしょうか。

まとめ

企画は頭の柔軟さを求められます。
現在の技術では「できない」と感じるかもしれません。
しかし、「できない」と思われたことを「できる」に変えることが
ビジネスであり経営です。

貴重な時間を割いてビジネスをしているということは、「できる」ことを
証明するためとも言えるのではないでしょうか。