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売れる時期(繁忙期)は単なる固定概念なのか?

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【fjconsultants365日Blog:3,920投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

売る側の意識が変わった

消費税アップ前なので通常10月11月に購入する商品を
前もって購入するケースが増えています。

コレ、販売する側にとっては新しい経験になっているケースも
あります。
そによって固定概念が崩れることもあるようです。

どうしてなのか?
その点ついて解説していきます。

空

ウチの商品は年末にしか売れない

年末商戦の企業は、「ウチの商品は年末に売れる」と
思っています。
もしくは、「年末にしか売れない」とも考えているでしょう。

季節で売上が決まっているという固定概念があるのです。
そのような会社が今回10月からの消費税アップにより
前倒しで売上が増えているのを見て考え直しているようです。

いつもよりはやい時期に買ってくれるんだ

年末にしか売れない商品が9月に売れている事実に
あらためて気付かされているということ。
年末にしか売れないと思い込んでいた商品が動いたという現実に
直面したのです。

これを単に「消費税アップ前だから売れた」と考えるか
「メリットがあれば前倒しでも売れるんだ」と感じるかのちがいです。

稲穂

売れる時期は顧客が決めているが変化もする

売れる時期が固定化されている商品であっても顧客は理由があれば
違う時期でも購入してくれるのです。

ということは、来年以降も同様なことが発生させられる可能性が
あるということです。

顧客はメリットや利益があれば今までの行動から変化するわけです。
行動を経験することにより変化させていく。
そんなことがあるのです。

顧客が決めている購入時期もいつまでも変化がないのではなく
きっかけがあれば大きく変化することを今年は実感するのです。

気がついた企業だけは

そのように考えると、「顧客の購入時期」は固定じゃないと
気がついた企業だけが次の手を打てることになります。

来年も年末前に顧客にメリットを提示し、前倒しで購入してもらう
ことも可能になるでしょう。

そうなれば、年末という期間限定の売上が分散することにもなり
年間の売上は安定します。
また、前倒しによって繁忙期の年末の仕事量に余裕ができて、結局は
年間の売上が増加することも考えられます。

また、経営的には資金繰りが楽になります。
繁忙期だけ一気に入金がある企業ほど入出金の差が大きく
苦労もあります。
それが減っていくからです。

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まとめ

今回の消費税アップ前の駆け込みを一過性のものととらえるのではなく
もしかして来年も発生させられるのではないか、と考えることは
有効です。

それこそ固定概念を崩壊させるチャンスでもあります。
ビジネスモデルが変容する企業もあるのではないでしょうか。

顧客の行動が変化した、ということは、変化への可能性がある
ということと解釈します。
そこからビジネスモデル、マーケティング、イノベーションの発想が
うまれるということです。