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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

テイクアウト市場が広がるのか

テイクアウトは8%のまま。
2019年10月1日から軽減税率制度が始まりました。

これによりテイクアウト市場は大きくなるという予測も
出ています。

たとえば飲食ですと外食、内食、中食と分かれていますが
テイクアウトは【中食】に入ります。
お店で購入して家で食べるのを中食に当たります。

この中食市場が今後伸びるかどうか、ということです。
もともと中食市場は10年近く伸び続けており、市場規模
(マーケットサイズ)も10兆円を超えています。
これが軽減税率制度適用でさらに加速するのではないか
と期待されているのです。

消費税アップ

12ヶ月連続

消費者態度指数の9月結果が出てきました。
12ヶ月連続下落。
どこまで下降現象が続くのでしょうか。

下記グラフはメディアに出ていたグラフ(※)を参考に
元データを確認するために作成してみました。
前回8%へ消費税アップした時期前後との比較になります。

青線:2013年4月〜2015年3月
赤線:2018年10月〜2019年9月

前回の消費税アップ時期より消費者態度指数がすべて
低いことが顕著です。
このまま下がり続けるのか推移を今後も確認していきたいと
思います。

※:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50498980S9A001C1EE8000/

消費者態度指数
消費者態度指数推移グラフ
作成:fjコンサルタンツ
データ元:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00100405&tstat=000001014549&cycle=0&tclass1=000001130076&tclass2=000001133623

既存店売上4%減

ユニクロの9月度売上高、国内既存店と通販の合計が前年比
・4%減
という結果に終わりました。


消費税アップ前の駆け込みはなかったと言えるのではないでしょうか。
もともと高額品ではないので消費税アップ前の駆け込みは
関連が薄いのかもしれません。

まとめ

消費税10%がスタートしたばかりですが、
明るい話題は少ないようです。

冷静に世の中の動きは見ていきながら、チャンスは狙って
いきたいところです。

動きは変わりつつあります。
変わるということは、今までの売上は確保できないかもしれませんが
新しい売上は可能性が大きくなります。
既存確保と同時に新しい顧客を創造する、新しい商品を開発することも
同時並行だと感じます。