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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

ホームセンターが混雑している

たまたまホームセンターの前を通ったら午前中から
列ができていました。
付近の道路も渋滞気味。

歴史的な台風が発生しており、今週末に関東に
上陸する予定。(2019年台風19号)

そのための対策品、備蓄品の購入でホームセンターが
混雑しているのです。
特に今回は最大瞬間風速が75m/sにもなるので窓ガラスに
貼る飛散防止フィルムも売れているようです。

スーパーマーケットでもパンなどが売り切れたという
話も聞きました。

こうした時、気になる点がいくつかあるので取り上げて
おきたいと思います。

防災グッズの価格変化

通販サイトを見ると、商品の価格が変化しているのに
気がつきます。

たとえばスマホなどの充電に利用できるモバイルバッテリー。
太陽光発電ソーラーパネル付のタイプを見ていたら価格が

・10月5日:3,400円
・10月6日:3,600円
・10月7日:3,980円
・10月9日:4,200円
・10月10日:4,600円

と変動していました。
1週間で3割の価格上昇。
こうした部分が見えてしまうと、防災用品は台風や地震が
来るときに購入するのではなく、平常時に購入しておくこと
だと思います。

スマホ

水の備蓄

水の備蓄は、
・飲料水を購入する
という方法がスタンダードです。

しかし、人数分を確保するには場所の問題が出てきます。
それを解消するには、
・お風呂の水をためておく
ことです。
そのままでは飲めませんが、浄水ストローがあれば飲料水として
利用可能です。

小型の浄水ストローも販売されているので(2,000円前後)
常備しておくのもひとつの方法です。
この浄水ストローは雨水などでも飲むことができる商品。
飲み水が心配な海外旅行に行くときにも利用されているようです。

旅行や出張などのときにも利用できそうです。
私は出張カバンの中には入れています。

浄水ストロー 02:15〜

ガソリンの缶詰

レアな備蓄品として「ガソリンの缶詰」があります。
知名度は低く、商品自体が知られていません。
https://www.e-green-club.com/SHOP/0048.html

レギュラーガソリン1リットル缶が販売されており
3年間の保存が可能です。
自動車などのトランクに入れっぱなしでも大丈夫な商品。
地震などが来たときにガソリンスタンドへの供給はストップ
するのでガソリンが手に入らない状態が発生してしまいます。

そうしたときに、ガソリンの缶詰があれば自動車、バイクなどを
動かすことが可能になり自由度を確保できるのです。
官公庁では保存しているところもあります。
企業の備蓄としても検討するのは意味があると思います。
(但し、保管できる量に制限があります。40リットル以上は
消防署への届け出が必要です。200リットル以上は消防署相談)

まとめ

「この辺りは災害が来ないから」という声を聞きます。
それが続けばいいのですが、災害は50年ぶりとか100年ぶり、
東日本大震災のように1000年ぶりといったスパンで発生します。

災害が来ないからというのは短期的には正しいですが
長期的にたら間違うことにもなりかねません。

イザというときには防災用品は手に入らないこともあるので
日頃から少しずつ購入し、備蓄しておきたいところです。