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緊急ではないが重要なことの優先順位を高めるのが経営の原則

緊急ではないが重要なことの優先順位を高めるのが経営の原則

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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

軽いパニックが続いている

昨日から買い物パニックが部分的に発生しています。
ショッピングモール付近の道路が渋滞し救急の車が通れない、
家電量販店では電池、バッテリーの売り場だけ人が集中し、
在庫が部分的に切れていく。
スーパーマーケットでも1万円2万円と食料を買い込んでいる人も
見られます。
コンビニではパンとミネラルウォーターだけ欠品。
そんな情報が私のところに届いています。

日頃から準備しておけば問題がないのですが、「緊急度」を感じない
のが普通なので、「重要」だとわかっていても準備するという行動まで
たどりつない現象。
そのように見えます。

スーパー


緊急度が低い時には購入するのは、
「使わないかもしれない」
「もったいない」という意識が出てしまいます。
「損をしたくない」といった感情が先に出ることもあり行動まで
到達しません。

ただ緊急度が高まると、お金のこと、価格のことは度外視されます。
とにかく手に入れることが優先されるのです。
価格が高いとか、安いといったことはほとんど考えもしない。
手に入ったという最大の安心感がすべてなのです。

頼みたいときに頼めない

こうしたパニック現象を見て自分たちに取り入れられることが
あるならばやっておきたい。

そうしておけばイザというときに慌てなくてすみます。
慌てても、手に入れたいモノは競争が激しく買えるとは限りません。

仕事でも同じではないかと感じます。

仕事の業績が芳しくない状態に陥ると、人財が急に欲しく
なります。
それが不景気のときだったら、他の会社も人財を急に求める
ようになり、採用の競争が激化。
採用したくても採用できるとは限らない状態に陥るのです。

協力会社も同様。
仕事をするときに外部の優秀な協力会社さんを常にお願いできる
関係を日頃から構築していれば慌てることはないのですが、
緊急なこと(急激な売上減少)が発生したときには優秀な協力会社には
急に依頼ができません。

優秀な協力会社は忙しいからです。
そんなときにお願いできる協力会社のレベルは限られたものに
なってしまいます。
それがマイナスのスパイラルのひとつです。

今はさほど困っていないし、緊急度が低かったので依頼して
ませんでした、と後悔しても遅いのです。

困ったときに解決してくれる人に出逢えない、お願いできない状況に
陥るのです。

今回の台風パニックで欲しい備蓄品を購入しにお店に行っても
需要と供給は即対応できません。
限界があります。

それと同じで、協力会社に対しても、
この程度でいいか、
頼めるだけいいか、
と妥協するしかなくなってしまうのです。

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まとめ

妥協の先には好ましい結果は待っていません。
妥協したくないのです。

それならば、緊急度が高まる前に手を打っておくことです。
緊急度が低いから、あえて手をつけなければならないのです。
まわりが余裕な感じでとらえていることについて、あえて
優先順位を高めてしまうことです。

まずは備蓄や防災からはじめるのもひとつの方法です。
その考えで行動することで仕事においても緊急度が低いが
重要なことをやろうと思うはずです。
それが経営の原則です。