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環境と条件を公平に横並びにすると業績が上がるのか?

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【fjconsultants365日Blog:3,944投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

横並びが公平か

個人ごとの仕事の結果(業績)には差があります。
差が出ます。
そこに対して、公平にしたらどうか、という意見が出ることがあります。
「チャンスを与えるべきだ」
という論調で話しが出たり
「ボトムアップをすれば全体が増える」
という意見も出てきます。

この議論、御社ではどうしてますか?
その点を今回は考えていきたいと思います。

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公平に仕事を分けると

仕事を公平に分けている会社がありました。
たとえば、
・顧客数
・プロジェクト数
を均等に分けたりするということです。

担当する仕事を均等にしたほうがいい、という意図で
割り振りしている場合です。

これが単なる「さばく仕事」や「こなす仕事」であれば
こうした均等な割り振りは有効です。

しかし、個人ごとに仕事の結果が大きく差がつくような
仕事では均等に割り振ることは最適解と言う意見と
そうではないという否定意見の2つに分かれます。

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均等割り振り賛成派

仕事の結果を均等にさせるべきだ、という意見は
環境や条件を一緒にすれば同じ結果が出ることを前提にしています。

しかし、結果に差が出る仕事は条件同一のときに同じ結果が
出ることはまずありません。
必ず成果の良い人と良くない人が出るのは経験があるのでは
ないでしょうか。

条件の良い仕事を与えても、予想以下の結果しか出ないことが
あるからです。

ということは、同一環境、同一条件を与えることが全体の結果が
最大にはならないと考えています。

ただ、チャンスは公平に与えることは正しい。
チャンスを潰すことはデメリットになると思います。
同じ環境、条件は与えられないが、チャンス(機会)がほしいと
主張する権利はあるということ。
そこがポイントです。

均等割り振り反対派

均等に割り振ることを反対する人の根底には、
活躍する人に仕事を集中させる方が全体の結果が最大化する
ことを理解しています。

「仕事は忙しい人に頼め」
という格言がありますが、仕事の結果を出せる人に顧客や
プロジェクトを集めたほうが結果が最大化しやすいのです。

この原則、業界を問わず原則のようです。

まとめ

こうして見てくると、結果の差が出る仕事は
「できる人に集中させる」
ことと、その人の仕事があふれてしまったら
スタッフを増やしていくのがベストです。
秘書を置くイメージです。

公平とか平等といった考え方は限定された仕事内容の
ときだけです。

仕事は結果の差が出るもの。
アウトプットは大きい人と小さい人もいるのです。
アウトプットの小さい人に会社の基準を合わせることは
ありません。

どちらかと言えば、結果が最大の人を基準にすることです。
このポイントだけは外したくないところ。
注意してください。