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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

距離は超越できるが

本日はテレビ会議でミーティングが6本。
距離を超越するということは飛躍的に生産性は上がります
とはいっても、メリットばかりではありません。
デメリットもまだ存在しています。

テクノロジーの進化はテレワークで完結する世の中をつくり
あげてはいない。
そう言われていますが、そのとおりだと感じる部分があります。
まだ不足しているポイントががあるのです。

その点について考えてみます。

トンネル

やはり臨場感がない

対面で話しをしているような
・リアルタイム性(遅延なく届く)
・臨場感(雰囲気)

はテレビ会議では100%にはなりません。

現在70%程度の完成度ではないでしょうか。

遅延なくは解消するが

遅延に関しては通信スピードが5Gなど高速になれば解決するでしょう。
遅延はすぐに解消するのではと感じています。

しかし、臨場感に関しては90%までの完成度はすぐに到達しますが
それ以上のリアルさを実現するまでは時間がかかるのでは
ないでしょうか。

この点はさらなる技術革新が待たれるところです。

会話のテンポ感が出るはず

遅延が解決すればミーティングの会話にもテンポ感が
出てくるはずです。

しかし、対面のようにテンポよく会話ができない。
できないときがある・・・。

それは、次の点が気になるからです。

トンネル

対面ではココを見ていたと気がつく

テレビ会議になって気がついたところがあります。
それは対面で話しをするときに、自分は相手の
【何を確認しながら会話していたのか】
に気付かされるのです。

それは、こちらの会話に相手がどこまで注視しているのか
を確認しながら話しをしていたのです。

テレビ会議では、
・こちらを見ていないように感じる
・聞いているのかわからない
・手応えを感じない


視線を感じないし、頷きもない。
これがテレビ会議の課題だと思うのです。
そこが違和感を生んでいます。

まとめ

1対1ならば、なんとかクリアできるクオリティですが
3〜4人以上のミーティングをテレビ会議で行うと、どうしても
ズレや違和感を感じます。

この問題、早急にクリアしたい。
クリアできる技術ができてほしいと願います。

現在でもテレビ会議システムは有益ですし、有効です。
高い要求を突きつけると、まだ課題があると感じる次第です。

そうなれば、バーチャルとリアルが融合していくのです。
そこに10年後の商機があるはず。
そこにチャンスを見出す企業が出てくることでしょう。
今から楽しみにしています。