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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

商習慣転換

そろそろ6月の出張準備をしています。
緊急事態宣言が月末で解除されると予想した上での
準備です。

しかし、今まで通りにはいかないのを思い知らされて
います。

たとえば移動手段である乗り物の本数が激減して
いるのです。

効率良く移動するのはまだ困難。
そうなると、どのような判断になるのか?
その点を考えてみたいです。

商習慣がどのように変わっていくのかを予想して
みます。

6月は欠航だらけ

エアラインの予約画面を見てください。
いかに欠航が多いのかわかります。

たとえば全日本空輸株式会社(ANA)は5月では便数を
85%減
させてました。

6月は
70%減
になり、若干の増加にはなっています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59378030R20C20A5XQH000/

日本航空株式会社(JAL)も同様に6月は72%減
https://www.aviationwire.jp/archives/202807

しかし、7割減だからといって平均して3割の便数が
飛ぶわけではありません。

中には8割減になっているので1日1往復しかない
空港も見られます。

これではビジネスで利用するには厳しい。
スケジュールが組めないのです。

では、どうするのか?
どの選択肢が頭に浮かぶでしょうか。

飛行機

代替案がコレに

出張して商談する】という商習慣が当たり前の
日本でした。

「とりあえず来てください」
と言われると、どこまでも訪問するのが当たり前。

買っていただくには、遠くまで行く必要があったの
です。

これは国内だけに限らず、海外からも同様。
日本の企業と取引をするには日本へ行かなければ
ならない。
それが普通の商習慣として根付いていたのです。

【訪問する】という商習慣がココで変わるかも
しれません。

移動が効率的にできないのであれば、訪問しない
商談を提案
する機会が増えそうです。

しかも、訪問しない商談に対して顧客側もOKを
出す雰囲気が今ならあるからです。

エアラインの便数が少ないのであればZoomや
Teamsの商談でもいいか

と考えるからです。

まとめ

訪問して対面の商談をするのにメリットもあります。
プラス面とマイナス面の両方があり、訪問しない商談が
ベストだとは思いません。

しかし、ムダに出張し商談している機会は減って
いくのは改善であり成長
です。

しかも、決定までのスピードが上がり、生産性も
向上します。

視点を変えてみれば、商談の選択肢が増えたと
いえます。

これによって仕事がしやすく現場が改善されるのを
望みます。