fjコンサルタンツ 経営情報Blog

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価格の分解化がはじまる

レジ袋

【fjconsultants365日Blog:4,208投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

有料化へ

小売店でレジ袋が有料になりました。
袋はいかがされますか」と声がかかるようになり、
レジにおける会計作業は、また1つ手間が増えたように
感じます。

顧客にとって会計が短ければ短いほど気分がいいです。
そこに1つストレスが増えたのではないでしょうか。

また複雑な気持ちにさせるのが、有料のレジ袋を購入
する時です。

コンビニ等では、「レジ袋ください」と申し出た後に
レジ袋の大きさを選ぶことができません。

なんとなく有料なので「大きなレジ袋が欲しいなぁ」と
感じてしまうのです。

「有料なのに小さい袋なのか」と若干不満が出るのでは
ないでしょうか。
少額でもお金を支払うと期待が入ってしまうのです。

とはいっても、日本はすぐに慣れる国民性があるので
そのような不満もすぐになくなるのでしょう。

ただ習慣として変わったのは、レジ袋を簡単に捨てなく
なったことです。

お金を出して買ったもの、商品の1つになるので捨てられ
ない気分になるのです。
気分の変わりようが興味深いです。

百均ではレジ袋が一気に売れた店舗もあるようです。
レジ袋を3円前後で購入するより、百均でまとめ買い
したほうが安いと言う判断なのでしょう。
百均だと100円で50枚前後入ってるようです。

ナッジ理論

以前ナッジ理論の事例を取り上げたことがあります。

レジ袋を減らしてエコバックを利用しよう、という
取り組みがナッジ理論で試験的に取り組まれたことが
あります。

レジ袋を減らすことは、環境の面から考えれば確かに
ベストな選択だと思います。

しかし、衛生面から言えばエコバックはプラスとは言
い難い。

その点については今のところほとんど触れられていません。
新型コロナウィルスの第二波が来たときにエコバックの
衛生面について取り上げられる事はあるのでしょうか。

衛生面と言うところから考えれば、エコバックを毎回
洗浄しているわけではないのでマイナス面として評価
されることになってしまうでしょう。

世の中には完璧なものはありませんが、片方だけの評価
で思い込むのは危険だという事例として記憶しておくこ
とも良いかと思います。

まとめ

無料でついてくるもの、無料のサービス、無料の
オプション、というのは今後減っていくでしょう。

過剰なサービス、過剰なオプションだからです。
『過剰な分を減らして金額を下げてほしい』という要望
が強くなってくる時期だからです。

単純に値引きをして金額を下げていくと利益がなくなる
だけです。

それであるならば、オプションサービス部分を減らし
金額を下げていけば、原価も一緒に下がりますので利益
率は確保できます。
価格の分解化】です。

レジ袋有料化から見える将来像です。
顧客が必要としていない部分は思い切って削るか、他の
オプションにするのは有効な手段となります。

その点の見極めが経営の大事な判断になると今後は
感じます。