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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

勤務中の休憩にスマホで通販か

通販の売れる時間帯が変化しています。
通販のピークタイムが変化しているのです。

昼間でも売れる時間帯が出てきました。
ホームワーク、在宅勤務の人が増えたからです。

ニュース記事では
「昼休みに日常品の買い物を通販ですませる」
とありましたが、単に仕事中の休憩時間に、通販
サイトやメルカリなどフリマサイト、ヤフオクなど
のWebサイトを見るようになったのが大きな要因で
しょう。

さすがに「仕事中に通販してます」とは言えないの
で忖度した文章表現になっています。
(下記参照)

勤務中に休憩をこまめに取りながらスマホをチェックする姿が浮かび上がる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62088910Q0A730C2H11A00/

正確につかんでいるのか

消費のピークタイムの変化から見てもわかるように
・人の動きが変わる
・消費者の動きが変わった

と言われ続けていますが、自分のお客様がどのよう
に変わったかを正確につかんでいますか?

ココ、大切な部分ですが、「わからない」ままにし
ている企業も多いのではないでしょうか。

虫眼鏡

接触時間帯が変わった

冒頭のように顧客の動きを時間帯で分析すると
予想以外の結果を得られるかもしれません。

顧客に時間の使い方を聞いてみるのも方法のひ
とつでしょう。

法人顧客でも同様です。
時間の使い方や仕事する場所をヒアリングすると、
わかることが出てきます。

たとえばこんなことがありました。
法人顧客への電話は15時、17時の2つの時間帯がベ
ストと言われていました。

それが現在は変わったのです。

現在は午前中からも連絡がつく時間帯が増えたのです。
午前11時からがひとつのピークタイムです。
接触時間帯がひとつ増えた形になります。

在宅勤務では朝のミーティングが終わるのが10時から
10時半ぐらいになります。
そのためその後の時間帯は、連絡が取りやすくなって
います。

また、午前中に連絡や返信などを片付けておきたい
という心理も働いているので午前がピークタイムの
ひとつになっているのです。

集中力

在宅勤務では集中力が続かないことがよく発生する
ので、なるべくお客様と連絡を取るには午前中がベ
ストだと考えています。(法人顧客)

短期集中型で仕事をするスタイルです。
顧客への接点は逆に増えているのではないでしょうか。

接点が減っていると考えているのは営業担当者の方で、
顧客側から見ればもっと連絡してくれればいいのにと
考えているところもあると思います。

このようなときこそ新たな提案を顧客が望んでいるの
ではないでしょうか。

まとめ

今回、消費のピークタイムの変化から推測できる
営業担当のフォロー時間帯について考えてみました。

顧客が法人で在宅勤務の場合、工夫と創造を持って
対応するのです。

道は狭くなったのではなく、逆に広がっています。
その可能性に気が付けるかがカギになっています。